娘とゼリーでおやつ、またはベネッセの顧客管理マーケティング

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というわけで、娘とゼリーを食べたわけだが、この「しまじろうのシリコン型」がなんでもらえたかというと、保育園でもらった「熱中症予防ブック」についていたはがきを送ると全員もらえるプレゼントだったからだ。

うちは「こどもちゃれんじ」も購読しているのだが、ベネッセのものすごい顧客管理マーケティングにはことあるごとに感銘を受けている。

何しろ週刻みか?というくらいの頻度で、「今なら間に合う!」というお知らせが送られてくる。当然、こどもちゃれんじにも同封されている。友達を誘って入ると自分と友達にプレゼントがある企画などもある。

そもそも、うちに「こどもちゃれんじ」のお知らせが送られてきて頼もうかなと思ったのは、体験版みたいのが何度も何度も送られてきて、シールなんかついているのでもったいなくて捨てる前に娘に遊ばせてみたら、ものすごい気にいって(体験版のぺらぺらの数枚なのに)使い終わっても捨てちゃだめだと言われ、そんなに気にいるなら本誌を買おうと思ったからだ。
そして、なぜそのお知らせが送られてきていたかというと、出産直後、内祝にベネッセモールを使ったからだ。たぶん。
娘の誕生日などを入力する欄があるので、まあふつうに入力すると、そのあとベネッセには今何歳かがわかるわけなので、その月齢に合わせてずーーーっとお知らせを送ってくる。
たぶん「こどもちゃれんじ」を買わなかったら、小学校でも中学校でも送ってくるのではないか。

そして、その「最初の情報」をゲットするためにこんな施策もしているのか……!と思ったのが今回のしまじろうのシリコン型だ。
ふつうに保育園のお手紙などと一緒に、夏休み前ごろ渡されてきた「熱中症予防ブック」(タイトル微妙に違うかも)。
去年から話題の、これからの季節気になる「熱中症」について、原理や気をつけたいこと、家庭で出来ること、子供ならでは気をつけたいこと……などを網羅した20ページくらいのB6くらいのブックレットだ。
保育園としても、父母に注意を促したいあたりなので、ベネッセからもらえたら高確率で配るだろうというようなもの。
そしてそのブックレットのページの最後にははがきがついていて、住所氏名子どもの名前年齢などを記入して送るだけで、全員にしまじろうのシリコントレー(耐冷耐熱、オーブンに入れても平気よ)がもらえちゃう。さらに抽選でいろいろ家電などプレゼント。
よっぽどこだわっている家庭じゃなければ送っちゃうのではないか。(私はもうベネッセに個人情報を握られてるのはわかってるのでためらいなく送った。すでに登録されている人には送らないみたいないじましいことをまったく考えていないのもえらい。)

ベネッセはいろいろ、ここまでやったらすごいよなー、ということを体現していていつも感心させられる。
迷惑に思われるようなメールやDMを送りまくるのが顧客管理マーケティングではないのだなぁ、きちんとデータマイニングするとここまでできるのだなぁ、と思う。
そしてデータマイニング以上に考えられているのはたぶん、受け取った顧客がそれをどう思うかという「感情」についてだ。
もちろん、DMはDMというだけでうざったいものなのだが、それを可能な限り「プレゼントと情報提供」に変えようという姿勢がすごい。

私も少し、顧客管理マーケティングについてまた考えてみようと思う。
抽選で当たるかもしれない、商品の発送をもって当選のお知らせにかえられているゴパンを待ちながら。

どうでもいいけど「ベネッセに学ぶ顧客管理マーケティング」とかってビジネス本を出版したら売れるんじゃないかと思う。誰か、そっち系の専門の人、書いてください。